日本百観音秩父札所十三番「め」のお寺 慈眼寺(じげんじ)
共同墓地/屋敷墓地の悩み

関東地区在住のA様(女性、既婚、子供なし)から、お墓についての相談を受けました。
・現在は秩父に住んでいない
・お父様と祖父母のお骨が入ったお墓が、実家の周辺地区で作った共同墓地にある
・山の奥の上の方で、道も悪くお墓参りに行きづらくなっている
・お母様は去年亡くなり、お骨になっている(未納骨)
・共同墓地にあるお墓はそのままにして、違う場所に永代供養のお墓を作りたい
このような相談から始まりました。
共同墓地とは
集落墓地、部落墓地、村墓地などと呼ばれることもある、地域で管理や運営をしている墓地です。
最近多くなってきた埋葬形態の合祀墓のように、家ごとのお墓ではなく、一つの大きな廟に合同で入るお墓も、共同墓地と呼ばれることがあります。
最近、多くなってきているお悩み
実は最近、多くなってきているのがこのお悩みです。
田舎にお墓はあるけれど、住んでいるのは遠く離れたところ。
ただでさえなかなかお墓参りに行けないのに、道の悪い山の中までは行きにくい。
特に高齢になると、交通機関を乗り継いだり、斜面を歩いて登っていくのは本当に大変。
だから掃除などなかなかできずに、いつの間にか草だらけになってしまう...

その後、いろいろと話していくうちに
・共同墓地にあるお墓は墓じまいをして、祖父母のお骨は慈眼寺の瑠璃光廟、ご両親のお骨はお花畑の霊園(四人用)に納骨して、後でA様夫婦も入る。
これが一番良いんじゃないかと、提案をさせていただきました。
瑠璃光廟とは
瑠璃光廟は、共同で入る合祀のお墓(ごうしぼ)です。
合祀というと亡くなった方のご遺骨をお骨壷から出して、他の方達と一緒に埋葬するとうイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、慈眼寺の瑠璃光廟は違います。
お骨壷のまま、一時預かりから13、23、33回忌までお預かりするプランがございます。
しかもご契約いただいた年数を過ぎた後は、お骨壷からは出しますが、個別の袋にご遺骨を移しての合祀となるので、他の方達のご遺骨と混ざってしまうことはありません。
入られる方の戒名や俗名は銅板のプレートに刻み掲示しますので、しっかりとお名前が残り、どなたが入っているのかもすぐにわかります。
合祀であるので普通のお墓よりも訪れる人が多く、お花やお線香がたえることなく、かえって寂しくないと好評をいただいております。
慈眼寺のあんしん永代供養の中で、最も費用が少なくて済むお墓ですが、永代に渡ってしっかりと御供養をしてまいります。

お花畑の霊園とは
お一人様、ご夫婦や親子の2人だけ、家族のお墓、ペットも一緒にと多様化しているお墓の要望にお応えするのが、お花畑の霊園です。
日当たりの良い場所で四季折々の花や緑に囲まれ、お花やお線香も個別で手向けられるので小さいながらも必要十分。造成するたびに比較的早く契約が決まってしまう、とても人気があるお墓です。(令和5年1月に第3期、新規造成が完了いたしました)
最後に入られた方から13回忌まで、個別のままお墓が残り、そのあとは瑠璃光廟にご遺骨を移して、慈眼寺が永代に渡ってしっかりと御供養をしてまいります。
